【公式無料フル動画】陸王(ドラマ)を1話から最終回まで全話視聴する方法！【見逃し配信】キャストやあらすじ感想評価も！

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老舗足袋メーカーのこはぜ屋・社長宮沢（役所広司）は特殊なミシンを使い足袋を生産しています。
ある日ミシンが壊れ足袋は、納期に間に合いませんでした。
このことが売り上げに響き、宮沢は融資をお願いしに銀行に向かいます。
担当の坂本（風間俊介）にこれを機に新規事業を立ち上げたらと提案されました。
さらに、百貨店に納品した足袋に針が入っていました。
そのことで百貨店から仕入れを減らされこはぜ屋は、窮地に立たされます。
検品担当は、息子の大地（山﨑賢人）でした。
大地は、就職活動中で片手間でこはぜ屋を手伝っていました。

ある日、宮沢は娘・茜（上白石萌音）に頼まれスニーカーを買いにスポーツ用品店に行き、そこで、5本指に分かれているランニングシューズを目にします。
それを見て、足袋の技術をランニングシューズに生かせないかと思いつく宮沢です。
融資担当の坂本は宮沢を応援してくれるのでした。

一方、マラソン選手の茂木裕人（竹内涼真）は無理をすると故障するような状態でしたが、アトランティスのサポート選手である茂木に営業部長（ピエール瀧）は、容赦ありません。
宣伝のためにレースを休むことを認めないのでした。

坂本にスポーツショップを紹介してもらう宮沢です。
その店主はミッドフット着地できるシューズが理想だと教えてくれます。
それには、足袋のような薄いソールが必要だといわれ宮沢はやる気がでました。

そして、宮沢は息子・大地を誘って豊橋国際マラソンを見に行きます。
そこには、大地が前からファンだという茂木の姿がありました。
一気にラストスパートをかけ勝利はもらったと思ったところで茂木の足に異変が起こり茂木はレースを棄権します。

それから、宮沢は足袋シューズの試作を作り続けます。
200品以上作っても商品化にはまだまだと言ったところです。
しかし、選手に提供する矯正用のシューズなら大丈夫と言われ、早速茂木にシューズを売り込みに行きます。

しかし、シューズは茂木に届く前にゴミ箱に捨てられるのでした。

シルクレイという素材を使えば足袋シューズを商品化できると思い特許をもっている飯山（寺尾聰）を探します。
飯山が足袋シューズの開発に参加してくれることになり、さらに大地は飯山を手伝うようになります。
完成した足袋シューズ「陸王」は履き心地抜群で茂木はビックリします。
ですが、なかなか陸王を履いてくれない茂木です。
しかし、それとは関係なく宮沢は茂木を応援し、ついにニューイヤー駅伝で茂木は陸王を履いて走ってくれるのでした。

しかし、シルクレイの製造機が故障し、生産開発費用も無く陸王を作り続けられなくなります。
そこで、フェリックスの社長（松岡修造）から条件つきで融資を受けられることになります。

陸王はもう5代目となり、茂木に渡しに行きます。
アトランティスと契約している茂木でしたが、陸王を履いてレースに臨み見事優勝します。

就職が決まった大地は、やはりこはぜ屋を継ごうかと迷いますが、こはぜ屋のため修行するように就職することを決めるのでした。
1年後、陸王のおかげでこはぜ屋の売り上げは30億に。
こはぜ屋のみんなは、オリンピックを目指す茂木を応援するのでした。

池井戸潤さん原作のドラマはいくつもありますが、陸王はお気に入りの上位に入る作品です。
役所広司さん演じる宮沢の情熱に心動かされます。
結構無茶な感じもありますが、宮沢は憎めないおじさんなのです。

さらに、好きなシーンは寺尾聰さん演じる飯山のシーン。
酒が好きな偏屈じいさんという寺尾聰さんが演じるにはめずらしい役ですが、技術は一流というカッコいい役なのです。
親には反抗的な大地も職人飯山には魅せられ変わっていくシーンも見どころです。

茂木がなかなか陸王を履かなくてもどかしいのですが、その駆け引きも楽しめます。
さらに、市川右團次さんは、シューフィッターさんがそのまま演じているかのようなリアル感がありました。

そして、池井戸潤さん原作なので銀行との融資するしないのやり取りにハラハラします。
結果的にはみんな陸王の可能性を信じているって感じました。

現実でも陸王のモデルとされる足袋シューズも売れ切れるほど話題となったドラマです。
このドラマを観た後はミッドフット着地を意識しながら走り出したい気分になります。