ストロベリーナイト(ドラマ)公式動画配信を全話無料フル視聴する方法！竹内結子・西島秀俊らキャスト情報やあらすじ感想も！

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捜査一課の姫川玲子警部補が、監察医の國奥定之助に相談をしていると、姫川の携帯が鳴りました。

彼女が現場の元水公園に直行すると、部下の菊田和男巡査部長や大塚真二らがいました。植え込みの上にブルーシートの包みがあり、遺体が入っており、ヒモで6カ所ガッチリ結んでありました。

そこにはかつて世田谷の帳場でコンビを組んだ井岡博満巡査長もいました。井岡は所轄の亀有西署に異動となっていた。

井岡と同じ署の北見昇も姫川にあいさつをしました。今泉春男係長によると、被害者の死亡推定時刻は一昨日の午後7時から10時で切創は下顎骨左下から咽頭上部に抜ける形で一直線、胸には食い込むように多数のガラスの破片が刺さっており、みぞおちから股関節に達する切創は死後につけられたものだといいました。

翌日、被害者の歯形から事務機器リース会社、大上商会社員の金原太一と判明しました。上司の前でも平気でぶつかり合う強気な女、姫川は勘のよさを武器に事件に立ち向かっていきます。　

刑事物の姿をしているが、本質的には人間ドラマの方に焦点が当たっている感じもしました。

元犯罪被害者だった女性が、トラウマを克服し殉職した女性刑事の代わりとなって生きる事を決意する部分は、本当に素晴らしいです。

ドラマシリーズはもちろん、超豪華な俳優陣の全てに尖った性格付けを施して、甘ったれた同情や浪花節を極限まで排除したドライな演出には毎度観る度に心奪われました。

その原点として無駄なく納得の出来映えでした。主演の姫川演じる竹内結子さんの周りに振り回されない芯の強さだったり、男性にも負けないキャラクターは凄く憧れる女性でした。

竹内結子さんでないと成り立たないと思いました。通常のミステリーと異なり、女性読者がその半数を超え男性だけでなく、多くの女性にとっても魅力的で楽しめる作品をスペシャルドラマ化するのも良かったです。

題名や登場人物の背景が良く判るだけでなく、映画に匹敵する濃密さとクオリティが高いドラマだったと思います。

高身長で美人、若くして警部補へ昇進という興ざめしそうなプロフィールだが、その中身は燃えたぎる闘志を持ち、犯罪者の心理とシンクロしてしまうほど事件解決に没入する仕事一筋人間の姫川でした。

姫川自身も犯罪被害に遭った辛い過去を持ち、それゆえに揺るぎない信念を持ち他の捜査官には真似できない発想、捜査手腕を発揮、周囲の上司、先輩捜査官からも一目置かれる存在となっていました。

都内の公園にあるため池近くの植え込みで、ビニールシートに包まれた男性の他殺体が発見されました。捜査一課の姫川玲子は調査と持ち前の勘でこれが単独の事件ではなく、他の被害者がため池に遺棄されていると推理しまはし。

そして、ため池からは推理通りに別の遺体が発見されました。捜査を続ける中で、被害者達が共通して急に積極的な性格になったこと、毎月第2日曜に秘密の行動をとっていたことが明らかになります。

姫川たちが真相に迫っていく中、被害者はさらに増えていきます。そして、ついには姫川の部下にも魔の手が襲ってきます。

かなりグロテスクでダウナーだったけど、なかなかここまで暗グロい内容がドラマにされること、日本ではあんまりないように思って目新しさで面白かったです。

過去に深い闇を抱えながらも捜査の第一線で活躍する女刑事は、竹内結子さんがハマり役でした。

今までいろんな女刑事がいましたが、ただカッコいいだけではなくてキャラクターがたってるというんでしょうか人間味があるというか、いろんな葛藤のうえにあの鼻息の荒らさがでてるような、ちゃんと姫川という人物が描かれているのが魅力的だと思いました。

圧倒的に豪華で渋いキャスト陣も注目ポイントです。本当の意味での紅一点の竹内結子さんがそれに劣らず、それまでのイメージを覆した作品でもありました。

竹内結子さん演じる姫川と西島秀俊演じる菊田の関係性にもドキドキさせられました。重厚感があるし、刑事たちのプライドも素晴らしかったです。毎話毎話、タイトルバックにドキッとさせられました。

菊田和男は小平西署時代に先輩刑事であった木暮利充の命日に、遺された妻の景子と墓参りに行きました。すると、多田美代子らしき若い女性が先にお参りを済ませていた。

6年前菊田は巡査部長の木暮と組み、都立小平中央高校の校舎内で起こった女子高生転落事件の捜査を行っていました。

鑑識の結果、自殺とも他殺とも事故とも言えない状況だった。現場となった屋上の手摺りに付着していた手の跡は、後向きに左手片方だけでしかも親指のがない。

柵の上に乗って飛び降りた にしろ、抱えられ突き落とされたにしろ明らかに不自然でした。被害者の一年生の栗原知世の同級生で水泳部員仲間だった美代子に事情聴取を行った菊田は、額の怪我やその怯えたな様子から、美代子がいじめを受けていたことを突き止めます。

その後、木暮と菊田は美代子が現場である屋上に向かうのを目撃し、急行します。あたかも再現するかのような突発的な行動に出て、犯行を自白する美代子に対し、命の大切さを叫んで思い留まらせようとします。

説得を試みる木暮は、隠して来た自分が末期癌であることまでさらけ出すのだった。捜査一課姫川班が解散し池袋西署刑事課に転属した姫川玲子は、ド派手に変装し関西のバイヤーの白鳥に成り済まして、ブローカ仲間を渡り歩いて詐欺集団の情報を集めていました。

冷徹に獲物を定めると容赦なく騙して、大金を貪り取る詐欺集団でした。だが殺人でもないのに玲子が何故、詐欺事件を追っているのか事件は数週間前にさかのぼり、玲子の顔馴染みの卸問屋の赤木芳弘が自殺した。

発注記録を調べた玲子は赤木が悪質な取り込み詐欺の被害に遭っていた事実を突き止めます。これは殺人に等しいと玲子は犯人を割り出すために単独で潜入捜査を開始します。

池袋西署の先輩刑事にもうとまれ、犯人の尻尾もなかなか掴めない。そんな折り、ブローカーとして引っ掛けた六角商事の塚本から、姫川演じる女ブローカーの白鳥と連絡を取りたがっているバイヤーがいると連絡が入りました。

出演している全ての役者さんが原作のイメージ通りでした。人だけではなく、曲も映像の撮り方も素晴らしかったです。

竹内結子さんの美しさ艶かしさと、大沢たかおのセクシーさに魅せられ、西島秀俊演じる菊田の朴訥さにほっこりしました。姫川の井岡への信頼とか、菊田が菊田になった理由とか、葉山の姫川への思いとか映画のその後の姫川班のメンバーの過去や現在を描いてうまくまとまっていて見応えありました。

1話、5分くらいの短編をつなぎ合わせ2時間のドラマにするのもなかなか面白い試みでした。ファンは観ておいて損のない作品だと思います。

１つ１つの事件が短くまとめられていてすぐ終わるのに、ドラマの雰囲気がきちんと継承されていて、かつそれぞれの物語の主役になる登場人物のキャラも良く出ていて大満足でした。

個人的にストロベリーナイトファンとしては、それぞれの刑事にスポットが当たっていて、いろいろ知れて嬉しかったです。竹内結子さんの演技もっと観たかったです。