【映画無料フル動画】96時間全シリーズを広告なしで視聴する方法！リーアムニーソンパパの本気はアクションNo1映画！

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ブライアンは元CIAのエージェントで今は引退し、妻と愛娘とは離婚しています。娘のキムが友人とフランス・パリへ行くことになり、心配したブライアンはキムに危ないところへは行かないよう、連絡を欠かさないよう注意しますが、浮かれたキムはパリ・ドゴール空港で男にナンパされます。こっそり後をつけてきた男によりキムは友達とともに誘拐されてしまいます。

誘拐時にキムからかかってきた電話をとるブライアン。誘拐犯に対しブライアンは「お前を必ず追い詰める」と言い放ち、男はそれに対し「グッドラック」と答えます。ブライアンは妻とその再婚相手のもとへ行き事情を話して、自らパリへ行ってキムを救うことにします。

ブライアンは電話の男のなまりからアルバニア系の犯罪組織にさらわれたのではないかと推測し、知人のフランス諜報機関のジャン＝クロードに会います。この犯罪組織のアジトを彼から教わったブライアンはアジトを急襲、そのときに別の誘拐されていた女の子を救います。彼女からアルバニアの組織の隠れ家に行き、一味を倒して電話に出た男を見つけます。

この男を拷問して、娘の居場所を聞き出したブライアンはその場所へ向かいます。

キムは人身売買組織のオークションにかけられてアラブの富豪の船に乗せられていました。ブライアンはセーヌ川を航行中のその船に飛び降り、船に乗っていたボディーガード達を皆殺しにし、アラブの富豪を射殺してキムを見事救い出しました。

現代版「コマンドー」ともいわれる本作、主演のニーアム・リーソンはアクション映画に本作で初めて出演しました。御年56歳でのアクション映画デヴューということで、あの「シンドラーのリスト」の名優がエンタメ作品に出るとはということで話題になりました。

しかも、本作はリュック・ベッソンが指揮したものです。これで面白くないわけがありません。やはり期待通りの楽しめる作品になりました。

アクションシーンはさほど派手ではないものの、さすがはリュック・ベッソン、パリの街並みを丁寧に映すことで非常にファッショナブルな作りになっています。また犯人捜しの点も非常にテンポよく進むので、見ている側のストレスもたまりません。

とりわけ名シーンは、ブライアンが序盤で見せる犯罪組織の男との電話のやりとりです。まさに名セリフの連発と言ってよいもので、いやがうえにも映画の緊張感を高める仕上がりになっています。

総合評価としては100点満点中95点といえる見事なエンタメ作品と言えます。私の中ではアクション映画No1です。

元CIAのエージェント、ブライアンはパリでのキム誘拐事件を解決した後、キムと今まで以上に親しく付き合っていました。

そこへ元妻のレノーアがキムと一緒にトルコのイスタンブールへ旅行に行くのだがいっしょに来ないかと誘われ、ブライアンは快諾、親子3人水入らずの旅行を楽しみます。

しかしブライアンはイスタンブール市街で武装集団に襲われてしまい、レノーアが彼らによって誘拐されたことを知ります。ホテルにいるキムにアメリカ大使館へ逃げるように指示するブライアンでしたが、武装集団によって気絶させられアジトへ連れていかれます。

その武装集団のボスは、前作のパリで起きたキム誘拐事件の実行犯の父親で、ブライアンに殺された息子の敵を討つためにこのような襲撃を行ったとブライアンに告げます。そして目の前でレノーアの首筋の血管を切り、早く助けないと彼女は死ぬと告げ、そのまま彼女を連れ去ります。

なんとかキムと連絡をとったブライアンは自分の居場所を彼女に教えて無事に脱出、キムをアメリカ大使館に預けて自分はレノーアを救出するため武装集団のアジトに乗り込みます。

アジトにいた武装集団を皆殺しにし、そのボスに対し復讐を諦めるなら許してやるといいますがボスは諦めないといったのでブライアンは彼を殺害、無事にアメリカへ帰国したのでした。

前作に引き続きリュック・ベッソンが指揮をとったのですが、ベッソンお得意のパリではなく、今作の舞台はイスタンブール。「グラン・ブルー」を除けばベッソン作品としては珍しい舞台設定でしたが、やはりベッソン、イスタンブールの怪しい雰囲気を堪能させてくれます。

前作に比べてアクションシーンが派手になったのが特徴です。というのも、前作ではパリの夜景をメインにしていたのでアクションシーンは控えめでも十分楽しめるのですが、今作はイスタンブールの日中がメインになっているため、抒情溢れる風景を楽しむよりもよりダイレクトにアクションメインにしたものと思われます。

この目論見は見事に成功したといえ、エンタメ作品としての質は前作を超えているといえます。

また、前作はキム救出という一方的なストーリーなのの対し、今作はキムの保護、レノーア救出の２つの同時作戦進行というスリリングなものとなっており、中だるみが一切ありません。

今作によって新たなヒーロー、ブライアンが誕生したといってよく、前作ではなく今作こそが「96時間シリーズ」を確立したものとして非常に楽しめる作品になったと思います。

パリでのキム誘拐事件、イスタンブールでのレノーア誘拐事件とすべて解決してきたブライアン。

彼のもとに元妻のレノーアが訪れ、夫婦の問題について相談したいと持ち掛けてきます。とりあえず何か食べながら話そうとブライアンはレノーアを自宅に残しコンビニへ買い物に行きます。帰ったきたブライアンはレノーアが殺されているのを発見、タイミングよく自宅に警察が踏み込んできてブライアンを逮捕しようとしますが、彼らを打ち倒しブライアンは逃走を図ります。事件担当のドッツラー警部はブライアンの事を調べ、指名手配をします。

なぜ警察がタイミングよく自宅へきたのか疑問に思ったブライアンはキムに連絡をとって自分が真犯人を見つけるといいます。

レノーアの現在の夫スチュアートを怪しいと思ったブライアンは彼を尾行しますが、ロシアの元軍人たちに襲撃されます。彼らを殺害したブライアンはスチュアートを拉致して彼を尋問します。スチュアートによればロシア系のマフィアに借金があり、返済できなかったのでレノーアが殺されたのだといいます。

ブライアンはそのロシア系のマフィアのアジトを急襲、一味を皆殺しにしそのボスに真相を尋ねます。ボスはスチュアートが借金を返すためレノーアに保険金をかけて自分たちに殺させたのだと告げます。

スチュアートのもとへ赴くブライアン、スチュアートはキムを誘拐し自家用ジェットで高飛びするところでした。飛行機に飛び乗ったブライアンはスチュアートを殺害しようとしますが、キムの懇願により断念し、警察にスチュアートを引き渡して無実の罪を晴らしたのでした。

第1作のパリ、第2作ではトルコのイスタンブールと舞台を移してきたのですが今回はアメリカが舞台です。

今作もリュック・ベッソンが指揮をとっていますが、前々作、前作と違って舞台情景の美しさは見られません。その代わり、アクションシーンの豊富さとミステリ作品の面白さが加わり、エンタメ作品としてのクオリティが一層増した作品だと感じました。

今作では「レノーア殺害の真犯人」を見つけることがテーマになっています。私としてはハリソン・フォードが主演した往年のテレビドラマの映画化作品「逃亡者」のようにもっとブライアンが逃走する点をクローズアップしても良かったのではないかと思うのですが、そこはブライアンという無敵のヒーロー、逃亡者のような絶対弱者のスリリングなシーンは無理があったのでしょう、ひたすら敵を打ち倒し犯人を見つけることに特化してしまいました。ストレスがたまらないという点では評価できます。

第1作は本当に美しい作品、第2作もやや劣るけれど良作だったので今作は「リュック・ベッソン作品」としては及第点はつけれませんが、単純にエンタメとして楽しみたいならば十分に合格点のある作品と言ってよいでしょう。