闇芝居(ドラマ)の見逃し動画配信をフル無料視聴する方法！キャスト情報やあらすじ感想評価も！

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引っ越しをした男性の物語と夫婦の物語がオムニバス形式で描かれます。

引っ越しをした男性の物語です。男性は、新しいアパートで生活を始めました。しかし、ある日天井に謎のお札が貼られていることに気づき、取ることにします。そんあ男性の様子を近くに住む女性が見ていました。後日、男性が取ったはずのお札が同じところに戻っていました。男性がお札を撮ろうとしますが、何者かによって妨害されてしまうのでした。

夫婦の物語です。妻は最近夫から嫌われているように感じていました。原因を考えてみたものの、納得できる答えは得られません。そこで、夫に直接質問して確かめることにしました。妻は、夫と二人きりになる時間を作り、なぜ自分を嫌っているのか教えて欲しいと話します。それに対して夫は、いきなり妻に対して憎悪をむき出しにした表情を見せたかと思うと、感情を爆発させて妻に対する不満を語ります。思ってもみなかった夫の姿に、妻は驚愕するのでした。

ドラマ「闇芝居(生)」　1話を観て、「身近にありそうな怖さ」と「人間関係の難しさ」が特に魅力的だと思いました。

まず、身近にありそうな怖さについてです。1話では、引っ越しをした男性と夫婦の物語が描かれます。引っ越しをした男性に迫る謎のお札による危機も、妻に迫る夫による危険もどちらもどこか生々しく、もし自分が同じ目に遭ったらどうしようと考え、実際に体験しているかのような恐怖心を感じながら観ていました。

次に、人間関係の難しさについてです。引っ越しをした男性は、近所の女性によって思いもしなかった事態に巻き込まれていきます。また、夫婦は妻が夫にしていた無自覚な行動によって、関係性をどんどんこじらせていきます。

人間関係がどんどん複雑になっていく様子から、人間関係を良好に保つことの難しさが感じられて、もどかしく感じるとともに、自分も周囲の人々との人間関係について改めて考えなければならないと感じながら観ていました。

高校生たちの物語と恋人同士の二人の物語、一人きりで過ごす高校生の物語がそれぞれオムニバス形式で描かれます。

高校生の物語です。鍾乳洞にやって来た高校生の二人（深澤大河、杉江大志）。鍾乳洞の中で立ち入り禁止になっている場所を発見した二人。面白半分でそこに行くと、誰かの話し声が聞こえてくるのでした。

恋人同士の二人の物語です。ハルキとミナミは花火大会に出かけました。古びた建物を発見し、屋上で花火を見物することにします。花火大会の混雑した状況でも、屋上にやって来る人はいません。二人だけの時間を過ごせると喜ぶハルキとミナミ。そんな中、屋上に誰かがやって来る気配がするのでした。

一人きりで過ごす高校生の物語です。良介は雷が鳴り響く中、一人きりで家にいました。すると、電話が鳴り響きます。恐る恐る出ると同時に、窓の外に何者かが忍び寄る気配を感じます。友人や家族など、思い当たる人物をすべて考えますが、誰も当てはまりそうになく、良介は恐怖で震えるのでした。

ドラマ「闇芝居(生)」　2話を観て、「勢いに任せた行動の恐ろしさ」と「正体不明の気配の不気味さ」が特に印象に残りました。

まず、勢いに任せた行動の恐ろしさについてです。2話では、高校生を中心とした若者たちの様子が描かれます。鍾乳洞に行く若者たちも若い恋人同士の二人も、それぞれ衝動的な行動を起こして不可解な事態に巻き込まれていきます。

恐怖にさらされる様子から、衝動的な行動が招くリスクが感じられて、自分自身の行動も気を付けなければと感じながら観ていました。

次に、正体不明の気配の不気味さについてです。今回の物語は、いずれも登場人物たちが得体の知れない気配によって恐怖を覚えていきます。

何か正体を摑む手掛かりがあればいいのですが、全く見当が付きません。正体不明の気配が、恐怖心を一層強めていて、早く正体が判明してほしいような、恐怖を味わいたくはないような、複雑な感情になりながら、少しパニックを起こしそうになりながら観ていました。

マンションで暮らす男性の物語、新社会人の男性の物語、友人から電話を受けた男性の物語がオムニバス形式で描かれます。

マンションで暮らす男性の物語です。マンションで暮らす男性は、郵便受けに不在票が届いているのを発見します。荷物を届けてもらうために配達員の女性に連絡した男性。しかし、荷物が来ることはなく、男性は配達員の女性に再度連絡します。すると、男性の部屋に怪しげな雰囲気の女性がやって来るのでした。

新社会人の男性の物語です。新社会人の男性は、荷物を片づけている際に見つけた向日葵の種を好演の花壇に埋めました。後日、恋人のユリ（鹿目凛）が公園で向日葵を観ていると突然耳鳴りがするのでした。

友人から電話を受けた男性の物語です。友人の真由美（的場華鈴）から電話を受けた雄一（平野良）。真由美の話を聞いた雄一ですが、どこか不自然さを感じます。その時、何者かが雄一の部屋のドアをしきりに叩いている音が聞こえ始めたのでした。

ドラマ「闇芝居(生)」　3話を観て、「違和感を持つことの大切さ」と「じわじわ忍び寄る恐怖」が特に魅力的だと思いました。

まず、違和感を持つことの大切さについてです。3話では、不在票が何度も入っていたり、友人が話している様子がおかしかったりとちょっとした違和感から物語が展開します。ほんの少しの違和感から不思議な現象に巻き込まれていく様子を見て、ささいなことでも違和感を持つことの大切さを感じながら観ていました。

次に、じわじわ忍び寄る恐怖についてです。今回の物語は、いずれも最初は平穏な日常から始まります。しかし、ある一つの出来事をきっかけに、どんどん非日常の世界へと物語が進んでいきます。

物語が進むにしたがって徐々に怪奇現象が迫って来る様子に、おびえながら観ていました。また、恐怖に支配されパニックを起こす登場人物たちの表情がリアルで、それぞれの物語の世界に自分も入り込んだような気持ちになって観ていました。

マンションに住む女性の物語、実家に帰省した男性の物語、友人から依頼を受けた男性の物語がオムニバス形式で描かれます。

マンションに住む女性の物語です。マンションのエレベーターに乗ろうとした里美。すると、先に同じマンションの住人である哲司がいました。そんな中、エレベーターが急に動かなくなってしまいます。二人が管理会社に連絡していると、エレベーターに設置されたカメラに、二人以外の人の姿が見えたのでした。

実家に帰省した男性の物語です。男性が実家の自分の部屋で荷物を片づけていると、カセットテープを見つけました。内容が気になり、再生すると不可解なことに気づくのでした。

友人から依頼を受けた男性の物語です。友人から自分の自宅で荷物の受け取りをしてほしいと依頼された男性。荷物を受け取った男性ですが、次の日も同じように荷物をもらうようにと依頼されます。次の日も荷物を受け取ろうとしますが、荷物に少し動きがあることに気づいたのでした。

ドラマ「闇芝居(生)」　4話を観て、「身近な人物による恐怖」と「それぞれ異なる恐怖」が特に魅力的だと思いました。

まず、身近な人物による恐怖についてです。4話では、友人からの頼みごとによって恐怖にさらされる男性が登場します。友人という一見恐怖とは無縁な人物による怪奇現象に、予想外の展開であることも加わり、これまで以上に恐怖を感じながら観ていました。

次に、それぞれ異なる恐怖についてです。今回の物語は、それぞれ日常生活ではあるものの、自宅、実家、友人宅と異なる場所で展開します。場所が違うことによって、同じ日常でもどこか異なる種類の恐怖を感じることに新鮮さを覚えながら観ていました。

また、別の人の存在、自分が過去にしたこと、荷物から感じる違和感、という恐怖にいざなわれていくきっかけも異なっていたので、同じ4話であるけれど、オムニバス形式ということを活かし、短時間で3作品分の満足感を得たような気持ちになって観ていました。

最初の「台所」です。大学生の悟が恋人のあやののマンションに行くと、エアコンから人間のうめき声やささやき声が聞こえた。

そのうち、人の顔のような物が現れ、あやのに言うと、あやのは「悟が浮気をしているんでしょ」と言い始めた。あやのが「シャワーを浴びてこれば」と風呂の方を見ると、人間の顔が見えた。そのうち、あやのが包丁を持って、悟に襲いかかった。

次の「鳥葬」です。男が排水口の掃除をしていると、おじさんの顔のような物が見えた。それを外に放り投げると、電線にひっかかり、からすが食べた。

その次の「舌」です。サラリーマンの男が営業の帰りに猫の死体を見つけた。そこに小学生もいて、一緒に土に埋めた。帰ってから、男が寝ていると、猫が現れ、男をなめ始めた。その後、女も現れ、「私を見つけて欲しい」と言った。最後に骸骨が猫の墓の近くにあった。

最後の「指輪」です。OLの洋子が最近、花瓶が倒れたり、留守電に「妻を探して欲しい」と男の声で入っていたりしたので、友人の夏美に相談した。

夏美は知り合いの霊媒師の村田を洋子に紹介した。村田は夏美がはめている指輪のせいだと言い、指輪を預かって、スタジオの外にいて、「何があっても戸を開けないでほしい」と言った。洋子が一人でいる間、口と手が現れ、お祓いが終わった。

洋子は村田と仲良くなり、その指輪を洋子に渡して、一緒に暮らし始めた。

私は怖い物が苦手なのですが、これを見始めてから、怖い物にだいぶ慣れました。今回もそんなに怖くありませんでした。

最初の台所ですが、話の内容としては人間のような顔や姿なので、怖いはずなのですが、怖くありませんでした。それよりも恋人が包丁を持って襲いかかるところが怖いと思いました。

2つめの鳥葬ですが、得体の知れない物をからすが食べてしまうことが怖かったです。3つめの舌ですが、猫の他に女性が現れるのは怖くありませんでした。それよりも最後に骸骨が現れたのが怖かったです。女性はどうしてそこに埋まっているのか、考えると殺人事件の可能性もあり、怖いなと思いました。

最後の指輪ですが、村田が洋子だけ部屋に置いて、除霊をしていたのですが、何があっても戸を開けないでくださいというのは昔話の鶴の恩返しのようで村田が何をしているのか考えただけで怖いです。

村田は洋子と結婚までこぎ着けたのですが、妻を探しているのは村田だったら怖いなと思いました。

映画サークルに所属している大学生の哲也はカメラマンとして撮影に参加していました。哲也がチープなゾンビ映画を作る監督の英輔に文句を言うと、小道具を作るように頼まれてしまいます。

英輔は後輩の女子部員の陽子に気があるため、映画よりも陽子が気になっているようでした。自宅に戻った哲也は前の住人が天袋に残していった段ボールの中から、布で作られたいびつな人形を見つけました。不気味さがゾンビ映画に使えると思う哲也でしたが、人形の顔の向きが変わったことに脅えてゴミ箱へと向かいました。

しかし人形の服にすてるとしぬと書かれていることに気付いた哲也は捨てるのをためらい、現場に持ち込みました。哲也は小道具として人形を英輔に渡しますが、陽子が使うことを拒否したため、英輔は人形をゴミ箱に捨てました。撮影を始めると英輔の頭上にあった照明が落ちてきて現場は大騒ぎになり、哲也は思わず逃げ出します。人形は哲也の訴えを無視したまま巨大化します。

怖いのが好きな人にオムニバスでサクっと観ることができるドラマだなぁっと思いました。どこかで聞いたことのあるような怖い話を写真と絵で紙芝居風に演出している感じの作品でもあります。

中には、何だかなぁっという話もありますが、写真版の闇芝居としては凄い発想です。逆に違った意味合いの恐怖を感じてしまいました。でも個人的には、一番怖いのはオープニングのおじさんだと思います。工作人形は呪いの人形をきっかけに、主人公たちに理不尽な死が訪れる不条理な物語でもありました。

遠吠えでは、満月を見て食欲が湧くという伏線があり、すぐに狼男だと気付いた人も多かったはずです。そして、黒べべは地域独特の言い伝えに出てくる異形よりも、人間の方がずっと恐ろしいというお決まりのストーリーでした。

語りのみの日本人形という短編は、ケースに入れられたものは気軽に触ってはいけないと教訓を説いていましたが、怖い話には教訓やものの考え方を指し示すものが多いですが、今回はそういった話が多かった印象を受けました。

田舎の大学に入学して間もない金田は一緒に住んでいる叔母さんに夕ご飯はいらない、友達と出かけてくると言って外出しました。

ずっと大学周辺に住んでいる友人は、金田におすすめスポットを教えると張り切っていました。友人は友無洞という心霊スポットが近くにあると話し、その洞窟に入った高校時代の友人が消息不明になっていると言います。

行ってみると誘われた金田はそういうの苦手だしと断りました。店に入り席に着くと、友人は生ビールとおみにえさんを2つずつ頼みました。おみにえさんを知らない金田を見て友人はここのおみにえさんはうまいぞと舌なめずりをします。

先にビールが出てきたため、2人は飲みながら話を始めました。田舎は時給が安いと文句を言う友人は話の流れで東京に出た友人も消息を絶ったと話します。それを聞いた金田は友人の身の回りに行方不明者が多いことが気にかかりました。その時、頼んでいたおみにえさんが2人の前に運ばれてきました。

おみにえさんでは金田の友達が闇芝居2話で出てきた友無洞のことを話していました。

友無洞に入って消えた人たちや消息不明となった人たちは、おみにえさんとして食べられてしまったのかなぁっと思いました。異世界のものを食べると現実には戻れなくなってしまうという設定は、ダークファンタジーによく出来ていたと感じました。

古事記に出てくるよもつへぐいを基にしたものです。おそらく、おみにえさんを食べてしまった金田はもう元の世界に戻れないのでしょう。挨拶は、挨拶をないがしろにする子どもに見せるにはぴったりな作品だった。

地獄での拷問を細かく描いた地獄という絵本をしつけに用いる親御さんがいるそうですが、そのラインナップに加えてほしいどの作品でもありました。家族写真は考察とは違って、感動系ストーリーではありませんでした。健次の身代わりとして男と共にこの世を去った母親ですが、あの世で孤独になってしまったのかもしれません。ただただ健次が可哀想でならなかったです。